2026年07月29日
ALC外壁とは?種類・メリットと塗装時の注意点を解説
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「家のメンテナンスをしたいけれど、コーキングとシーリングの違いがよくわからない」
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
コーキングとシーリングは、建物の隙間や目地を埋め、水の浸入を防いだり、気密性を確保したりするために使われます。
この記事では、コーキングとシーリングの違いや、施工場所に適したシーリング材の選び方を解説します。
目次
現在、建築現場では「コーキング」と「シーリング」は、ほぼ同じ意味で使われています。
メーカーや施工会社によって呼び方が異なることはありますが、一般的には、外壁材の継ぎ目やサッシまわりなどの隙間を材料で埋め、防水性や気密性を確保する作業を指します。
日本シーリング材工業会では、「シーリング材」という名称に統一しています。そのため、本記事でも原則として「シーリング材」と表記します。
なお、以前は油性コーキング材など特定の材料を「コーキング材」と呼び分けることもありました。現在の日常的な会話や住宅工事では、両者を明確に区別しないことが一般的です。
シーリング材には、主に次のような役割があります。
建築用シーリング材には、用途や性能を定めた「JIS A 5758」という規格があります。ただし、JISに適合している製品であっても、すべての場所に使用できるわけではありません。
施工場所、下地の材質、目地の動き、塗装の有無などを確認し、メーカーが指定する用途に合った製品を選ぶことが大切です。
シーリング材には、変成シリコーン系、シリコーン系、ポリウレタン系、アクリル系など複数の種類があります。
ここでは、住宅でよく使われる場所を例に、選び方のポイントを紹介します。
外壁材の継ぎ目や玄関まわりには、変成シリコーン系シーリング材が多く使われます。
変成シリコーン系には、耐候性に優れ、硬化後に塗装できる製品が多いという特徴があります。そのため、シーリング施工後に外壁を塗装する場合にも使用しやすい材料です。
ただし、すべての製品があらゆる塗料に対応しているわけではありません。塗料との組み合わせによっては、塗膜の変色、べたつき、ひび割れなどが発生する可能性があります。
使用前に、シーリング材と塗料の適合性、施工可能な下地、プライマーの要否をメーカーの仕様書で確認しましょう。
窓サッシやガラスまわりでは、サッシと外壁の取り合いや、ガラス目地など、施工する場所によって適した材料が異なります。
シリコーン系シーリング材は、耐水性、耐熱性、耐候性に優れ、ガラスやサッシまわりに使用できる製品があります。
一方、一般的なシリコーン系シーリング材は、硬化後に塗料が密着しにくいため、上から塗装する場所には適さないことがあります。
外壁塗装を予定している場合は、塗装に対応した変成シリコーン系など、仕上げに適した製品を選ぶ必要があります。
換気口、排気口、配管などが外壁を貫通する部分は、雨水が浸入しないよう適切に処理する必要があります。
外壁側で、施工後に塗装する場所には、塗装可能な変成シリコーン系シーリング材などが選択肢になります。
ただし、排気口の温度、配管の材質、下地、屋内外の別によって適合する製品は異なります。高温になる場所や防火性能が求められる部分では、一般的な住宅用シーリング材を使用できない場合もあります。
製品の用途と耐熱性を確認し、不明な場合は専門業者へ相談しましょう。
浴室、キッチン、洗面台などの水まわりには、耐水性に優れたシリコーン系シーリング材が広く使用されています。
カビの発生が気になる場所では、「浴室用」「水まわり用」などと表示された、防カビ剤配合の製品を選ぶとよいでしょう。
ただし、防カビタイプでもカビを完全に防げるわけではありません。施工部分に水分や汚れが残ると、シーリング材の表面や周辺にカビが発生することがあります。
使用後は水分を拭き取り、換気や清掃を行うことが大切です。
シーリング材は、種類だけで判断せず、製品ごとの用途と注意事項を確認してください。
選定時には、主に次の点を確認しましょう。
外壁のシーリングは、施工不良が雨漏りや外壁材の劣化につながることがあります。高所、広範囲の打ち替え、雨漏りが疑われる場所などは、無理にDIYで施工せず、専門業者へ相談することをおすすめします。

現在、コーキングとシーリングは、ほぼ同じ意味で使われています。日本シーリング材工業会では「シーリング材」という名称に統一しています。
シーリング材を選ぶ際は、次の点が重要です。
施工場所や下地、仕上げ方法によって、適切なシーリング材は異なります。製品のカタログや施工要領書を確認し、判断が難しい場合は専門業者へ相談しましょう。
A. 現在は、ほぼ同じ意味で使われています。日本シーリング材工業会では「シーリング材」という名称に統一しています。
A. 一般的なシリコーン系シーリング材は塗料が密着しにくいため、基本的に塗装には適していません。塗装する場所には、塗装対応の変成シリコーン系などを検討し、製品と塗料の適合性を確認してください。
A. 変成シリコーン系には塗装可能な製品が多くありますが、すべての塗料と問題なく組み合わせられるとは限りません。変色やべたつきなどを防ぐため、メーカーの仕様書を確認してください。
A. 浴室用または水まわり用として販売されている、防カビ剤配合のシリコーン系シーリング材が一般的です。施工する素材に対応しているかも確認しましょう。
A. 小規模な応急処置が可能な場合はありますが、外壁のシーリングは建物の防水性に関わります。高所作業、広範囲の劣化、雨漏りを伴う場合は、専門業者による点検と施工をおすすめします。